万年肌荒れおばけで慢性ニキビに悩まされ続けた私の今まで
記念すべき2記事目です!!パフパフ
改善に役立ったコスメ達を紹介する前にまずどれだけ酷いのかというのをご説明します(*'ω'*)
私も治りました!とか改善しました!と言っている人を見るたびにどうせ元からそんなんでもないんでしょ?と私は思いました。
ニキビ一個できたくらいで悩んでいる人には向かないブログなので、そこの所はご了承ください…肌が綺麗な人が憎い…という憎しみをもって生きてきた私です(笑)
目次
1.ニキビとの遭遇
私が初めてお肌に興味を持ち始めたのは小学5年生くらいだったと思います。
なんだかお肌がかゆいわ~と思っていたのですが、ある日日光湿疹が出るようになりました。母に連れられて皮膚科に行き、できるだけ日に当たらない様にする事で日光湿疹自体はよくなったのですが…
ぽつぽつとニキビができる様になったのです!!!!
なんで!本当になんで!?
家は比較的ニキビができやすい家系なのですが、日光湿疹で皮膚科に行った時にはニキビは出来づらい体質ですよ~と呑気なお言葉を頂いたのに!!
子供ながらに凄く落ち込みました…
周りのお友達はみんなツルツルなのに何で私だけ…と悩みました。
ニキビの事で揶揄われるのが嫌で、日光湿疹!と言い張りましたが明らかに思春期ニキビでした。
母は理解のある人で、一緒に改善しよう!と色々な事をしてくれましたが結局小学6年生になってもニキビは増える一方で人の目をみて話すことが苦手になりました。(ニキビを見られている気がして)
一番ショックだったのはおばあちゃんに「あんたその顔どうしたの!?ニキビ!?私の若い時はそんなのなかった!」って言われた事です。
みんな気遣って私に直接言ってくる事はなかったので、衝撃を受けて泣きそうになったのを覚えています。おじいちゃんが今は色々あるんだろう、そんなに気にする事ないんだよ、と言ってくれたおかげで何とか持ち直しました。その日からおばあちゃんが苦手になりました(笑)
その時主流だったニキビ用の洗顔を試したり、食べ物や飲み物にきを使ったり嫌いなトマトを沢山食べたりしましたが治りませんでした。
2.ニキビ地獄
中学校に入り、思春期ニキビは私だけの物では無くなりましたが私程酷い人はあまりいませんでした。
いつも人目が気になって、多感な時期でしたので特に男の子と話すのは苦痛で仕方なかったです。この頃からだんだんと内向的になり、ニキビのせいで割と暗い人間になってしまいました。
ニキビがいやでいやで仕方がなくていつも肌が綺麗な友達を見て自己嫌悪に陥り、精神的に追い詰められて死にたいとすら思いました。
ニキビくらでそんな~と思うかもしれませんが、子供にとっては学校が世界の全てだったので学校で自信をもって前を向けないのはもう世界の終わりに等しかったのです。
堂々と歩けるのは風邪をひいてマスクをしている時だけ。
顔を隠せる状態ならば、私は元気な女の子でいられました。
ですがずっとマスクをしている訳にもいきません。ニキビで悩んでるなんて恥ずかしくて友達にも言えませんでした。
友達に言われて悔しかった言葉は「ちゃんと顔洗ってる?」です。
よく聞きますよね。
今ならば顔あらったくらいでニキビが治るなら治ってるわボケ!と思えますが、当時は知識もなく恥ずかしさでまた死にたくなりました。
結局高校生になってもニキビは治りませんでした。
むしろ悪化の一途をたどり、顔面ボコボコの悲しきモンスターの誕生です。
背中ニキビまで出来るようになって私はもう絶望の真っただ中でした。
ですが、高校生になって唯一私を救ったのは化粧品の存在です。
治らぬなら、隠してしまえホトトギスです。
当時流行っていたBBクリームをぬりたくり何とか人間の形を保った私は彼氏も出来ましたし、性格も少しだけ明るくなったと思います。
でも根本的な解決にはならないんですよね。
肌が汚いからすぐ化粧崩れするわ顔の皮はむけるわで、化粧をして1時間後にはテカテカのドロドロになるので常に鏡を見るくらいの気概で顔に注視してました。
周りのお友達はみんな肌が綺麗な子ばかりだったので、余計比べられたくなくて常にピリピリしてました。
一番後悔しているのはお泊りの時ですら化粧を落とさなかった事です。
寝ている時に化粧したままなんて何と恐ろしい事をしたのか!!
でも肌が汚いと思われるより、後で肌が荒れるほうがまだマシと思ってしまったのです。
決死の思い出挑んだ皮膚科で処方された薬は肌にあわず、余計ボロボロになりまた隠すようになり高校生にして厚塗りお化けです。
今写真を見返すと凄く老けて見えるので厚塗りダメ!絶対!です。
3.転機の訪れ
大学生になりバイトも余裕をもってできる様になりお金が手に入るようになったので、プチプラからデパコスまで様々なスキンケアを試しましたがあまり効果はありませんでした。あまりに効かないのでスキンケアでは治らない何か違う原因があるのかな…と思っていたんです。
私は生理不順で生理痛が転げまわる程酷いのですが、あまりに酷いのである時婦人科を受診したんです。
そしたらです多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されました。
卵巣で男性ホルモンがたくさん作られてしまうせいで、排卵しにくくなる疾患で、女性の20〜30人に1人の割合でみられます。排卵されない卵胞は卵巣にとどまるため、超音波検査でみると、たくさんの卵胞(嚢胞)を認めることから多嚢胞性卵巣と呼ばれます。症状として無月経や月経不順、にきび、多毛、肥満などが出現します。排卵しないため、不妊の原因になることもあります。
ニキビの原因にもなる!という事でもしかしたらこれは、薬で治るかもしれないと思いました。
低用量のピルを処方され、現在まで飲み続けています。
結果から言うと、ニキビに関して多少は良くなりましたが完治には至りませんでした。
しかしホルモンバランスの乱れが一因だとわかったのは大きな収穫でした。
私が全て悪いわけじゃない!と少し心に余裕が出来たのです。
皆さんの中にもPCOSとまではいかずとも、もしかしたらホルモンバランスの乱れでニキビが酷い方もいるかもしれません。
心当たりのある方は、婦人科を受診してみるのも一つの手かもしれませんよ!
私はあまり効果を感じませんでしたが、人によってはピルのおかげで長年のニキビが落ち着いた方もいるようなので試してみる価値はあります。
(もちろん副作用もあるのでしっかり医師に相談してください)
ホルモンバランスの乱れは思春期ニキビではなく大人ニキビの原因になりやすいです。
20歳を過ぎて落ち着かないようでしたら一つの原因として考えてみて下さい。
ここから私はホルモンバランスの乱れと戦う日々になりました。
4.現在
現在は歳をとったせいもあるかと思いますが、少しだけ落ち着いてきました。
しかし今もニキビが常にある状態には変わりありません。
美肌には程遠いです。
でも死にたい、と思っていた時とは違い私はこういう体質なんだ。と、自分を受け入れる事が出来るようになりました。
今、昔の私の様に辛い思いを抱いている方は多くいらっしゃると思います。
それがストレスになり悪化してしまう、また落ち込むのループ。凄く気持ちがわかります。
今すぐ抱きしめて辛い事、悲しい事、共有して力になりたいと心から思います。
心無い言葉をかけて来る人は何処にでもいます。私も何度も心が折れました。
でも今はこうしてネットで同じ悩みを持つ仲間と気持ちを共有する事ができるのです。
私が治ってないので絶対に治る!とは言えませんが、少しずつ良くなる方法はあるはずです。
先人として様々な試してきた事を今後記事にしていきたいと思いますので、一緒に頑張りましょう!!目指せツルツル美肌です!
5.最後に
一因として挙げたホルモンバランスの乱れですが、もちろんホルモンバランスの乱れだけが原因ではありません。
様々なスキンケア用品の見直し、生活習慣の改善は必ず必要になるのはわかっています。
でも直ぐに改善するなら苦労はしませんよね。
今後も私が試して良かった事、悪かった事発信していきます。
皆さんの役に少しでも立ちますように!!